戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
そんな私の様子をどう受け取ったのか。ハットリ君はうつむき、表情を見せないまま私の手を握った。


「帰っちゃだめ。」


子どもかよっっ(笑)(笑)!


て、笑ってる場合じゃなかった。


ついうっかり弾かれたようにハットリ君を見てしまったら、もう最後。


このやろう、、、謀ったな。
目の前にいるのはもちろん子どもではなかった。


だから、そういうなし崩しみたいなのはイヤなんだってば!!


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