戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
「あ、電気? 消す?」


ぶんぶん、首を横に振る。確かに明かりは消してほしいけど、そうじゃない。


「俺もシャワー浴びてきた方がいい?」


ぶんぶん、首を横に振る。確かにそうしてほしいけど、その間に逃げるのはあまりにも卑怯でしょう。


てゆーか、本気なんだハットリ君。本気で私とヤル気なんだ。今更だけど、本当に本気?!


「咲さん、あんまり拒否られると俺も傷付くんだけど」


「あ、ご、ごめん」


「謝られると、もっと凹むなぁ」


「じゃあ、どうしたらいいの?」

< 142 / 368 >

この作品をシェア

pagetop