戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
なんて言えばいいのかわからない。頭の中はこんなにフル回転してるのに答えが見つからない。


「俺のこと嫌い?」


ぶんぶん、私は首を横に振る。


「でも、好きでもないよね」


それを言われるとキツイ。私はぎゅっと唇を引き結んだ。


ハットリ君、顔が近い。この距離で見つめ合うと心がキリキリした。すると、


「俺も最初は困ってる咲さんが可愛くてヤラなくてもいーやって思ってたけど。


だって咲さん、平気な顔しながらメチャクチャ嫌がるじゃん? なんかそんな咲さんに意地悪したくていつも言ってたけど、だけど俺、いつだって本気だったし。今も本気だし」


…………なんだ、バレてたのか。


今更ながら、私は気が抜けてしまった。


というわけで、この話はここまで。


あとは皆さんのご想像にお任せします☆


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