戦場のガールズライフ～派遣社員奮闘編～

それでもやはり原価Ｇだけの飲み会、特に送別会や歓迎会には出席するようにしていた。これも付き合い。加えてお酒を飲まない私はお金のかからないタクシーとしても重宝された。


だけど、原価Ｇの飲み会はどこか合わなかった。現場のおじさんや年上の人と飲んでいる方が私には気楽で合っているように思えた。


だから、原価Ｇの人たちと飲んだ回数よりも、原価Ｇに来る前に在籍していた技術員室の人たちと飲んだ回数の方が実は多い（内緒ね）。


義理や人情に厚い技術員室の人たちは、派遣期間満了を迎えた後でも私を飲み会に誘ってくれた。それが私には嬉しかった。


そこには私の居場所があるように思えた。