戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
◆
テレビのニュースが落ち着きを見せ始めた頃だった。
ケータイが着信を告げた。
私は会社の駐車場で鞄の中からケータイを取り出した。開くまでもなくサブディスプレイに名前が表示されている。
胸が痛んだ。
それは、切れていた何かが繋がったからなんだろうか。
ハットリ君には、あの夜以来会っていなかったから。
「………もしもし?」
テレビのニュースが落ち着きを見せ始めた頃だった。
ケータイが着信を告げた。
私は会社の駐車場で鞄の中からケータイを取り出した。開くまでもなくサブディスプレイに名前が表示されている。
胸が痛んだ。
それは、切れていた何かが繋がったからなんだろうか。
ハットリ君には、あの夜以来会っていなかったから。
「………もしもし?」