戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
「因みに三島ちゃん、何か困ったこととかある?」
「急ですね」
「一応面談っぽいことしとかないとね」
面談は一人30分。残りはすでに10分を切っていた。
つーか忘れてた。これ、面談だった。
「困ったことじゃないんですけど、、、」
う~ん、何て言って切り出そう。時間も時間だしサッサとケリ付けたいしなぁ。困ったなぁ。
「何? 何でも聞くよ?」
いろいろ吐き出してスッキリしたのか、岩原GMはニコニコだ。
じゃ、遠慮なく。
「私、別に3月まででもいいですよ?」
そう言ったら岩原GMが雷にでも撃たれたかのような衝撃的な顔で固まった。顔が濃いので劇画チックに見える。笑ってる場合じゃないから笑えないけど。