戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
食べるのが早い人たちが次々とお弁当の蓋を閉じていき、12時半を回った頃にはほぼ全員がご飯を食べ終えていた。


……………私以外は。


「す、すみません」


「ああ、いいよ。急がないでも」


岩原GMはそう言ってくれたけど、さすがに一人で食べ続けるのは勇気が必要だった。


なので、一度ここで区切りましょうと言うことになった。


岩原GMが立ち上がる。


「んじゃ、原価Gから三島さんへ渡したい物があります」


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