戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
「出かけてますよ、これでも。図書館とかハローワークとか、市役所もだし…あとはどこかでお茶したり、漫喫行ったり古本屋で立ち読みしたり…あ、この間広島に行って来ました」
「一人で?!」
「違いますよ。友だちが向こうにいるんです。まあ、往復の新幹線は一人でしたけど…原爆ドームとか宮島とか行ってきて。あ、桜がまだ咲いてましたね。旅行するにはちょうどいい季節でした」
「三島さん、見栄はらなくてもいいんだよ?」
「は??」
「向こうでも一人だったんでしょ?」
「どういう意味だっ!!」
幹事の男の子(年下)はいったい私をどういう女だと思ってるんだ!?
確かに一人でぷらっとどこでも行っちゃうけどさ。でも、今回は本当に本当に友だちと一緒だったんだもん。て、ムキになればムキになるほど、幹事の男の子の方が優位に立つんだよ。くそう、、、悔しい。
「三島さんはさ、一人でそうやって遊んじゃうからいけないんだよ」
その場にいたもう一人の女性は一人では怖くて電車にも乗れないと言う。一人で広島まで行ったと話す私をまるで珍獣でも見るような目で見る。え?なんで?ダメなの?
私が黙り込んで落ち込んでいると(正しくは言い返したい言葉を我慢している)、
「一人が寂しいとか思わないわけ?」
だってさ。てめぇ、殴られたいのか。
「一人で?!」
「違いますよ。友だちが向こうにいるんです。まあ、往復の新幹線は一人でしたけど…原爆ドームとか宮島とか行ってきて。あ、桜がまだ咲いてましたね。旅行するにはちょうどいい季節でした」
「三島さん、見栄はらなくてもいいんだよ?」
「は??」
「向こうでも一人だったんでしょ?」
「どういう意味だっ!!」
幹事の男の子(年下)はいったい私をどういう女だと思ってるんだ!?
確かに一人でぷらっとどこでも行っちゃうけどさ。でも、今回は本当に本当に友だちと一緒だったんだもん。て、ムキになればムキになるほど、幹事の男の子の方が優位に立つんだよ。くそう、、、悔しい。
「三島さんはさ、一人でそうやって遊んじゃうからいけないんだよ」
その場にいたもう一人の女性は一人では怖くて電車にも乗れないと言う。一人で広島まで行ったと話す私をまるで珍獣でも見るような目で見る。え?なんで?ダメなの?
私が黙り込んで落ち込んでいると(正しくは言い返したい言葉を我慢している)、
「一人が寂しいとか思わないわけ?」
だってさ。てめぇ、殴られたいのか。