戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
我慢すれどもすれども怒りが沸々と腸煮えくりかえる勢いで沸いてきた私は、ハットリ君を巻き込んで近くのバッティングセンターに来ていた。
この怒り、どうしてくれようか、と。
自分で言うのも何だけど、部活は常に文化部に所属してそうで小さい頃からピアノとか習ってたんじゃないのとよく間違えられる外見とはウラハラに、実はがっつり体育会系な私。頑固で負けず嫌いでど根性の精神はいわゆるギャップというヤツだ。
たまたま、ハットリ君の家の近くにバッティングセンターがあり、面白そうだから入ってみようと入ったのが最初。その時、90キロの野球のボールに臆することなるバットを振りぬく私の姿に、ハットリ君は目と口と鼻の穴が開きっぱなしだった。
こういう時、演技でも空振りとか、「怖い」とか「無理」とか言った方がいいのか?
とも思ったけど、いかんせん、ど根性な性格なので、むしろはりきってしまったと言う…
期待に応えられなくてごめんよ、ハットリ君。でも、最終的には手を叩いて喜んでくれてたから結果オーライでいいかな。
以後、私はストレスやイライラがメーターを振り切りそうになった時、ハットリ君を呼び出してここへ来るようになった。女の子が一人でここへ来るのはちょっとどうなの?、という社会的な意見を考慮して。
それに、百円で20球というお安さと手軽さもあるし、ストレス発散にちょうどいいんだよね。
この怒り、どうしてくれようか、と。
自分で言うのも何だけど、部活は常に文化部に所属してそうで小さい頃からピアノとか習ってたんじゃないのとよく間違えられる外見とはウラハラに、実はがっつり体育会系な私。頑固で負けず嫌いでど根性の精神はいわゆるギャップというヤツだ。
たまたま、ハットリ君の家の近くにバッティングセンターがあり、面白そうだから入ってみようと入ったのが最初。その時、90キロの野球のボールに臆することなるバットを振りぬく私の姿に、ハットリ君は目と口と鼻の穴が開きっぱなしだった。
こういう時、演技でも空振りとか、「怖い」とか「無理」とか言った方がいいのか?
とも思ったけど、いかんせん、ど根性な性格なので、むしろはりきってしまったと言う…
期待に応えられなくてごめんよ、ハットリ君。でも、最終的には手を叩いて喜んでくれてたから結果オーライでいいかな。
以後、私はストレスやイライラがメーターを振り切りそうになった時、ハットリ君を呼び出してここへ来るようになった。女の子が一人でここへ来るのはちょっとどうなの?、という社会的な意見を考慮して。
それに、百円で20球というお安さと手軽さもあるし、ストレス発散にちょうどいいんだよね。