戦場のガールズライフ~派遣社員奮闘編~
「…と、私は思うんですけど、どう思います?」
ひとしきり、私の意見を伝えると神妙な面持ちでいた後藤さんが、図に書きながら私の疑問点についての説明をしてくれた。けれど、
「…これは、ちょっと確認した方がいいかも。もし、三島さんの言う通りなら、原価が正しくでてない可能性があるから」
後藤さんもお手上げのようだった。そして、この仕事を統括している男性社員、諸石さんに確認するように言われた。
私は後藤さんが書いてくれたわかりやすい図を持って諸石さんにこのことを相談。そして、すぐにでも確認し、正しい仕事のやり方の解答を出してほしかった。
けれど、
「…ごめん、ちょっとこれは僕だけじゃ判断できないんで」
開口一番それかよ、と思った。そして、本当に私の話をちゃんと聞いてくれたのかよ、とも。
私は納得できず、忙しい所を申し訳ないと前置きしつつ、食い下がった。しかし、
ひとしきり、私の意見を伝えると神妙な面持ちでいた後藤さんが、図に書きながら私の疑問点についての説明をしてくれた。けれど、
「…これは、ちょっと確認した方がいいかも。もし、三島さんの言う通りなら、原価が正しくでてない可能性があるから」
後藤さんもお手上げのようだった。そして、この仕事を統括している男性社員、諸石さんに確認するように言われた。
私は後藤さんが書いてくれたわかりやすい図を持って諸石さんにこのことを相談。そして、すぐにでも確認し、正しい仕事のやり方の解答を出してほしかった。
けれど、
「…ごめん、ちょっとこれは僕だけじゃ判断できないんで」
開口一番それかよ、と思った。そして、本当に私の話をちゃんと聞いてくれたのかよ、とも。
私は納得できず、忙しい所を申し訳ないと前置きしつつ、食い下がった。しかし、