玩具になりたい【BL】
「ちょ、お前、え、逆だろ?!」
それともされる方がよかったのか?
……間違った!!
「え、逆って、される方が好きなの?」
「え、好きって言うか熟練度的には……」
いつの間にか彼はアイマスクを外していた。
「……される側だったんだ?あの子に」
そう言いながら、今度は俺にマスクを着けてきた。
「ああ、うん。される側……
……ちょっと待った!」
何か大きな勘違いをされているような気がする。
『される方が好きなの?』って、
する方が好きだとか言った憶えないし!
「誤解だ!何か誤解がある!」
アイマスクを外しながら、
とりあえずそう叫んだ。