幼なじみからのー??
「あら?そうなのー?まぁいいわ。ではこれで、入学式を終わります。解散ー」


学園長…
天然なのかな?




考えていると、
健太に呼ばれた。









「愛華ー。教室帰るぞ」

「あ!健太待って」

健太について、体育館を出ると






















ことみとたくみくんが、待っていてくれた。

「お待たせ!」
あたしが、元気に言うと
「愛華、元気だねー」
ことみがニヤニヤしながら
言ってくる…。






「健太明日から大変だぞ」

何が?


「は?何がだよ」

「うちらのクラスの
神崎 祐汰が愛華ちゃんを狙ってるんだよー」

っな、訳ないじゃん!
ことみが狙われてるんだよー
可愛いから!

「神崎ってどんなやつ?」
キレ気味の健太が、
たくみくんに聞く……


「あそこにいるー。」
たくみくんが、指、指すほうを見ると、



茶髪に小さい顔、ぱっちり二重、筋が通ってる鼻…長い手足



いわゆる、
イケメンってやつだ。


「……愛華…」
健太が暗い声で呼ぶ。

「な…何?」

「隙を見せるなよ」

…はい。


「わ…わかった!」

「愛華は、健太くんの側から離れたらダメだかんね?」
ことみに、注意されながら
教室に入ると、
し…視線が
痛いです…
「うちの席どこだろー?」
あ…席さがさなきゃ


キョロキョロしていると、
ことみが教えてくれた。


「愛華と健太くんは、窓側の1番後ろの席だよー。隣同士(笑)」
「りょーかい。」
ひょい

右手が軽くなった。



け…健太
さりげなく、鞄持ってくれるなんて…




優しすぎー


「愛華…早く座れよ?」

「あ!うん…」
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