幼なじみからのー??
健太の席には─────────

































平野美嘉が座っていた───。


「…っ!大和!なんで健太の席に平野さんが座ってるの?」

「平野が、クラスメートを見渡せる場所がいいって。」

「だからってぇ!」

「なんだ…?嫌なのか?」

「嫌も何も、平野さんは私をレイプした弟の───────」

…っ。何言ってるんだろ。



平野さんわ見ると、顔が青ざめていた。
クラスメートも。

「…何にもありません。」


「愛華…」

───────────────

チャイムが鳴り、休み時間になった。


「愛華ちゃん。」

あたしは、平野美嘉に呼ばれた。

「なんですか?」

「なんで、あんな事言うの?最低ー」

は?最低ー?

「…最…『平野さんの弟が最低なんぢゃないのぉ?』
あたしが、言いかえそうとしたとき、背後から
ララちゃんが言い放った。


「なにが?あたしの弟は…………ってか、愛華ちゃんが健太を取るからっ!」


「取る?なにが??」

「あたしは、ずっと健太が好きだった。なのに、健太は愛華ちゃんしか見てなかった。しかも、二人は両想いだった────それで、腹立って、あたしの弟───愛華ちゃんが好きだったから襲わせた。」


…平野美嘉…根性腐ってるんぢゃ……


「てめぇ、そんな事で愛華を─────っ」
健太……
「仕方ないぢゃない!健太があたしを見てくれないから!」

「だからって、平野がやった事は犯罪だよ」

ことみ…




「平野さん…今度同じような事…または、愛華と南の仲を裂いたら俺は、平野さんを許さない。俺だけぢゃないよ。ここにいるみんながね────?」

祐太くん────


「───ッ!」

そのまま、平野さんは教室を逃げ出した。



「…うっう゛っ……ぅっ…み…みんなぁ……あり…がとぅ……………後、健太ぁ………あたしね…………一回……お腹に……赤ちゃんいたの……」





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