嘘。からの恋!
*第六章

修学旅行




「雪菜」

「へ??」

「へ、じゃねぇよ」

優希に軽く小突かれた。

「今何の話してたっけ?」

この間のことで頭がいっぱいで全く聞いてなかった。

「何の話って…。修学旅行の班分けだろうが」

呆れたように優希が言う。

「そんな話してたかな…?」

「ホントに雪菜って子は…」

妃菜も呆れたようにやれやれというポーズをする。

「で、どうすんだ?」

どうするって…?



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