嘘。からの恋!




「泣き止まんとキスするで?」

また、冗談かと思って若附君を見た。

「冗談……」

そう言って私の言葉は途切れた。

「本気やから」

それから私は何も言えなかった。

だって触れるくらいのキスをされてしまったから……。



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