嘘。からの恋!



「入れ」

指示されたのは魁人の部屋。

「あ、あの…」

「黙れ」

そういった魁人は弱弱しく私を抱きしめた。

「魁人……?わっ!」

額に手を当てるとすごく熱かった。

「熱あるじゃん!!」

「こんなもん…はぁはぁ」

肩で息をしている。

「なんで早く言わなかったの?」

私は魁人をベッドに寝かせた。



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