嘘。からの恋!
*第七章
過去
「愁さんっ、準備はOKです!」
目が覚め起き上がろうとするとお腹に激痛が走った。
「っつ…」
「目ぇ覚ましたんか?」
目の前には髪を上に上げ鋭い目つきをした男の人が立っていた。
「わ、若附君……?」
しゃべるたびに激痛が走る。
「よぉわかったな」
若附君は正気な顔ではない。
「もうすぐ楽しいショーが始まるからちゃーんとみときいや??」
大声を上げて笑う。