嘘。からの恋!



「お前の家どこ」

「え!?家まで送ってもらうなんて迷惑なことさせられないよ!!」

私鬼柳君の家の近くになったらバイバイっていうつもりだったのに。

「迷惑…?お前にとって迷惑か?」

眉間にしわを寄せる。

「わわわ私は全然迷惑じゃないけど!」

でも不安なのは心臓が持つかどうかってこと。

さっきから隣を歩くだけでドキドキしてしまう私。

私…鬼柳君のことが…。

ないない!!

「なら送らせてもらう」

「鬼柳君は迷惑じゃないの!?」

鬼柳君も忙しいだろうし!


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