嘘。からの恋!
「時間が時間だ」
時計を見てみるともう7時半。
確かに一人で帰るのは怖い時間帯だ。
「ありがと」
私はおとなしく送ってもらうことにした。
みんなから怖いって恐れられてる鬼柳君だけどほんとはすっごく優しい。
「何一人でニヤけてんだよ」
ボーっとしていたら鬼柳君に軽くたたかれた。
ん?
「あ、家通り過ぎた!!」
「はぁ?何やってんだよ」
もとの道を歩いて家の前についた。
また明日会えるのになんだかすごくさみしい。