嘘。からの恋!



向かった場所は屋上。

「はぁ、はぁ…」

今まで何回この階段を上ったんだろう…。

鬼柳君のためにパンを買って、

またタバコ吸ってないか心配で

今日は笑ってくれるかなって期待して

もっと鬼柳君を知りたいなって思って。

ここに来るのも最後にしよう…。

私は、いつも鬼柳君が寄りかかってるフェンスに真似して寄りかかってみた。


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