嘘。からの恋!
「ふーん」
興味をなくした。とでもいうように黙々とご飯を食べる。
「お兄ちゃん…?」
なんか機嫌悪い??
「なんだよ」
やっぱり悪い!!
「か、魁人部屋いこっか?」
「あぁ」
魁人と立ち上がる。
「変なことすんなよ」
変なこと?
「声聞こえっからさ」
バシっ。
お母さんの手のひらがお兄ちゃんの頭にヒットした。
「いって」
「ほら早くいってらっしゃい」
お母さんが微笑みかける。
「ごちそうさまでした」
そういった魁人を部屋に案内した。