秘密の恋



今の時刻は…真夜中
店も開いてる筈がなく

とりあいず
光の車に乗った


すると…

「私ね…私…」

目に涙を溜め
下唇を噛み締め
まっすぐな瞳で俺を見つめた

「龍耶…私ね…」

言いたいコトは、
わかっていた…
何となくだけど

「…けっ…んっ」

知ってたから
聞きたくなかった。

気がつけば
光の唇を奪っていた


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