かけうどん
手紙には
『昨日は、急に出ていってごめんなさい。あれから色々、考えた。りょうは、ウチと一緒に住むために一生懸命働いてる。残業、夜勤。頑張ってるりょうは素敵。でも、なんか違う。何かはウチにもわからん。でも、りょうは変わった。寂しくても、辛くても我慢した。限界。今のりょうには、ついていけない。今日はクリスマスやね。約束やから作った。本当は2人で食べたかったけど、さようなら。合鍵、棚に置いてるから。P.S りょうは、何のために働いてるの?』


「あ゛ーーーっ(泣)俺のアホっ(泣)」

りょうは携帯を手に取り

プルルルルル
プルルルルル

さなえに電話するが、
つながらない

プルルルルル
プルルルルル

りょう「もしもしっ!」

お父さん「さなえの事はもう忘れてくれ」


ツー、ツー、ツー…。

りょうは泣きながら
ケーキを食べた。

その後も、りょうは仕事仕事の毎日。
さなえの手紙の
何のために働いてるの?

自分でも、そう思いながら仕事して帰ってメシ、風呂、寝る。
の繰り返し


そんなある日
仕事帰りに、りょうは偶然、昔付き合っていた彼女に出会う
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