冬恋 AnotherVersion
時は進み
夜のうちに高速道路を飛ばし早朝新居へと到着。
トラックから積み荷を下ろし家の中へ運んでいく。

大体下ろし終わり、引っ越し屋に残りの挨拶を済ませたところで両親は緋未を連れて買い出しに出かけた。
僕は荷物番というわけだ。

「しっかし九州と違って涼しいなぁ」

背伸びしつつご近所でも眺めようと外に出る。
とそこに

「わふっ」

可愛い犬の鳴き声。
< 5 / 45 >

この作品をシェア

pagetop