1st lovism
廊下の窓からの日差しが
彼の金色の髪を照らしてる
整いすぎた顔…。
眩しい日差しに目を細くしてる
やばい、物凄くかっこいい。
オーラがあるんだよね
やっぱり雄大くんはすごいなー…
それより、めずらしいな。後ろに誰もついていない。
一人で
ポッケに手をつっこみながら歩いている
目が離せない状態でいるあたしに、雄大くんは気がついたのか目を大きくして立ち止まった
ほら。
また鳴りだした――
うるさいよ、
あたしの胸の音…。
「…………っ…」
もっと近くで
見たいと思った……
だけどそんなこと、出来るはずもなく
雄大くんはすぐに目を反らして通り過ぎてしまった
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