1st lovism
少し走った所で立ち止まる。
「はあ…はあ…」
緊張して…
こ、声が裏返っちゃった!!
は…はずかしすぎる〜っ;;
「…………はぁ」
後ろを振り返ってみる
……雄大くんの姿はもう見えない
「緊張した…」
そっと胸に手をあててみる
「……って、あれ?;」
腕の中にあるパンは形が変形していた
強く抱えちゃってたせいだ。
でも、
喋っちゃった。
……喋っちゃった。
しかも
雄大くんが……
あたしの腕を…
「・・・・・・・///」
思い出すとポッと赤くなる。
そういえば…
『俺に…』
雄大くん、
何を言おうとしたんだろう?
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