1st lovism



少し走った所で立ち止まる。



「はあ…はあ…」



緊張して…


こ、声が裏返っちゃった!!



は…はずかしすぎる〜っ;;




「…………はぁ」




後ろを振り返ってみる





……雄大くんの姿はもう見えない




「緊張した…」




そっと胸に手をあててみる



「……って、あれ?;」



腕の中にあるパンは形が変形していた



強く抱えちゃってたせいだ。




でも、



喋っちゃった。



……喋っちゃった。



しかも


雄大くんが……



あたしの腕を…




「・・・・・・・///」



思い出すとポッと赤くなる。



そういえば…




『俺に…』



雄大くん、
何を言おうとしたんだろう?





.
< 21 / 32 >

この作品をシェア

pagetop