1st lovism

胸のときめき



〜〜♪♪♪


チャイムと同時に学校が終わる。


今日はいつもより早く感じた。


というか授業なんて全然頭に入らなかった



「ゆかっ!」


隣の席のリサがあたしの肩を叩く


「…ん?」


「さっそく向かっていいかな〜?ワ〇ピースがあたしを待ってんの」

「ふふっ
リサ、ホントにワ〇ピース好きなんだね〜」

「うん♪続き早く読みたくって。あ、次貸してあげようか?面白いし、読んでみなよ!」

「…勝手に借りちゃっていいの?」


「いーのいーの。
ゆか、あのバ和樹に気なんか使わなくていーんだよ」


リサはそう言ってニカッと笑いながら立ち上がる


この学校ではリサだけじゃないだろうか?

怖がらずに、あんなに仲いいのは。


でもきっとみんな話したいんだと思う


……雄大くん達と。


よく、頬をピンク色に染めてる女の子を見かける


かっこいいもんね…っ、


男の人にこんなこと言うのは可笑しいかもしれないけど


すごく綺麗だもん…。


整いすぎてて、怖いくらい






.
< 23 / 32 >

この作品をシェア

pagetop