君がいた町


「砂月?」

美夏が心配そうに私の顔を覗きこむ。

「砂月、どーした?」

西尾も私の背中に手をあてて、凌くんも眉間にシワを寄せて心配そう。



私には、こんなに心配してくれてる人がいる…


余計涙が溢れた。



「ごめ、なんでもない…」


笑おうとしても涙が止まらない私の頭を、みんなが撫でてくれた。






この町に来て3ヶ月。

私にはこんなに素敵な友達ができました。




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