君がいた町



――…


「んー…」

次の日の朝、私は布団に潜ったまま考えてた。



…やっぱり、あの3人には言うべきだよね…



事故のことを、私はまだ誰にも言ってなかった。



昨日、あんなに心配してくれたんだもんね…



「…よし、」


今日、みんなに話そう。

そう心に決めて布団をあとにした。




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