君がいた町


「おっ!凌と砂月やん!」

「ほんまや~!手つないどる!」



後から来た美夏と真也に見つかって2人で真っ赤になって手を離した。


「ラブラブやな~!」

真也が笑うと、何故かちょっと胸が痛かった。


「羨ましいか?」

凌が意地悪そうに笑って、

「当たり前やないかー」

真也が凌の首をしめた。



気が付けば、私の身長を追い越した真也。




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