君がいた町


胸が苦しくなって、嫌な予感が当たってしまった、と思った。



嫌?

なんでだろう…

真也と美夏、お似合いじゃん。



そう考えたら、朝の2人の姿がまた頭をよぎった。



「そ、そっか。」

胸が押しつぶされそうで、うまく言葉が出なかった。

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