君がいた町


「クリスマスに、お前と真也が話してるの聞いてた…あの日から、様子おかしいから…」


「…」


凌の言葉に何も言えなかった。




「真也が…好きなのか?」

震える声、真剣な瞳-


目を反らすことは許されなかった…



「…ごめん」

気付けば、口が勝手に動いてた。

「…」


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