†魔法使い一家†
――あれから数日後――

クリスの家に1通の手紙が届いた。

なんとそれは魔法界からだった!
内容は、今日魔法界で魔法についての授業と重要な話しをするので来てほしいという内容だった!


母によると毎年新しく魔女や魔法使いになる子達に届くらしい。


あと、魔法界では白いフード付きのマントみたいなのを着なくてはいけないらしくそれも一緒に届いていた。


クリスは行く事を決めるとそのマントを着ていつもは下ろしている長い髪を二つに結び気合いを入れた。

魔法界へは家の地下から行けるらしくクリスは今まで入った事のなかった地下を見て驚いた!

なんと地下の床には大きな魔法陣が書かれていたのだ!

そして呪文を唱えると魔法界に繋がるのだと母が教えてくれた。
クリスは勿論まだそんな事が出来ないので母のジェシカと兄のニックに送ってもらい魔法界へと連れて来てもらった。

魔法界は普段私達が暮らしている町とほとんど変わらない感じだが違うのは緑が多く山も沢山ある所位だ。

「何処に行けばいいの?」

クリスは母に聞いた。

「あそこにおっきな建物が2つ見えるでしょ?」

「うん。」

母が指を差す方を見ると丁度山の間からお城並に大きな建物が2つほど見えた!
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