†魔法使い一家†
そして声のする方をみるとリーナが木の陰から顔を出し呼んでいる。

「あっ、リーナ!」

クリスはリーナの方に向かった。

「ねえ、さっき妖精が帽子取ってんの見ちゃった!」

クリスはさっきの事を興奮気味にリーナに話した。

「私もさっきこの辺を妖精が飛んでんの見たんだ!」

リーナも妖精を見たらしい。

「そうなんだ!じゃあ見つからないようにしなきゃ。」

それからクリスとリーナは一旦分かれた。

――只今の残り時間、一時間三十分‥。――
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