†魔法使い一家†
「えっ、別にそこまでしなくたっていいじゃん!」

「そう思うかもしれないけどその決断が命取りになる事だってあるの‥。」

母も決まりとは言っても記憶を消すのは気が引けるようだ。

なんだか悲しそうな顔をしている‥。

「わかった‥確かにレネちゃんには怖い思いさせちゃったし‥」

クリスはしぶしぶ了解した。

「じゃあ連れて来て。」

「痛くしたりしないよね?」

「大丈夫よ。痛みもなにも感じないわよ。」

「ならいいけど‥」

クリスはレネの居る部屋に向かった。
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