†魔法使い一家†
ガチャ

「もう大丈夫だって。」

「えっ‥あっ、なら良かった。でもさっきのなんだったの?」

「あっ、あれは下に降りてから話すね‥。」

「うん。」

二人は下に降り母の座っている椅子の前に座った。

「初めまして、クリスの母です。」

そう言い母はレネにニッコリと笑った。

「あっ、初めまして!」

レネは軽く頭をさげた。

「あのね、さっきの事で話しがあるの‥。」

「はい。」

母は席を立ちレネのおでこにそっと手をおきなにやらまた呪文らしきものを呟き始めた!


「この者のさっきまでの記憶を消したまえ‥」


そう母は唱えた。
すると、母の手が少しばかり光った!

だがその光はすぐに消えた。
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