世界は美しい…うん、きっと
俺の名は佐原雅抖(サハラ・マサト)
いつも学校でお馴染みのバカをしている。
部活は入っていない。所謂帰宅部だ。
ダチというより親友は二人。
料理が好き。
まぁその他諸々だ。

…てぇ!呑気に自己紹介してる場合か!?

足を早め、急いで病院に駆け込んだ。
病院に入ると、俺の苦手な臭いがする。


『異常はありません。念のため、シップを渡しときますね』

…よ…


…よかったぁ!!

料金所にいって、シップをもらった。

『お値段五百円ですね。お大事に』

…五百円で終わってよかったぜ

「あ…あの…」

「どした?まだ痛むか?」

「いぇっ。あ、ありがとうございました。それに…料金も…ムグっ」

俺はその子の口に手を当てた。

「俺の責任。だから何も言うな」

「…はい」
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