女子校の悩み。
すべての始まり
「瑠璃ー?さっきから呼んでるのに返事無いけど、どうしたの?」
「あ、ごめんごめん。ちょっと昔のこと思い出してて」
懐かしさにぼーっとしてたのかな。
思い出していたのは、中学生のときのこと。
『昔』というには最近すぎるかな、私高校生だし。
それでもね、思い出がたくさんつまったそのときのこと、絶対に忘れたりしないっていう自信があるの。
あのとき、あなたに出会って。
あなたと過ごして。
あなたに恋して。
そして・・・
ちょっと長くなるけど、聞いてもらえるかな?
私の思い出話。