女子校の悩み。



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瑠璃が桐生をひっぱって乗り込んだものだからびっくりしてしまった。



ヒューヒューと下から冷やかしていると、瑠璃もこちらに気づいたみたいだ。



顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。



「智也!うちらも早く乗るよ!」



「え?」



何もわかってない智也を引っ張って瑠璃の次の機体に乗り込む。



「ジェットコースターの時も、お化け屋敷の時も、いい雰囲気だったからねぇ。この30分間。もしかして告白したり・・・まさかキスまでとか!・・・これは見なくちゃねぇ」



ゴソゴソと鞄から望遠鏡を取り出して前を覗いてみる。



「お、よく見える。よかった、家に取りに帰って」



「も、もしかして今朝の忘れ物ってそれ・・・?」






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