女子校の悩み。



すると、急に手が引っ張られてよろけた体が、智也の腕の中に再びすっぽりとおさまった。



「ごめん、もう少しこのままでいさせてほしい」



普段と違う智也。



私の心臓は大きな音で脈打っていた。



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