世界で1番君が好きッ
『次変顔ねっ!』

『えっ、ちょっ!』


パシャ


『アハハ!健太の顔!』

私達は落書きコーナーに向かった。


『!!』

あつ…

皆は落書きに夢中で気付いてない。

って言っても、知ってるのは聖君だけ。

『桜…』

あつと目が合ってしまった。

私は気付かないフリをしてあつに背を向ける。

『桜…あんな事言ってゴメン。

俺、ほんとに桜の事好きだったから…』

何で今更そんな事言うの?

また体目当てなんでしょ?

私は、そのままトイレに向かった。

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