世界で1番君が好きッ
教室に入ると、ほとんどの子が携帯をさわっていた。

私も自分の席について携帯を取り出す。

Eメール1件

中学の時仲が良かった亜美からだった。

「やほっ!友達でくたー?」

相変わらず打ち間違いが多いなぁ

なんて思いながら返事を打った。

「できてませんよ…」

まぁ、まだ教室ついたばっかだしね。

よし、後ろの子と仲良くなろう!

私は振り向いた。

見ると…男の子だった。

え…むりむりむりむり

そーっと前を向くとそこにも男の子。

仕方なく横に目を向けた。

『あ、えーっと…』

女の子が口を開いた。

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