嘘泣き遊び
ストラップにファッションセンスが集約されていた事実が雅やかで笑える。
「とかいってあれじゃん、友達にさ、ナントカちゃんへ、いつも優しくて大好きナントカカントカ、で、自分より、てさー、手紙プリしてたじゃん、あんた」
「いやいや、あれ流行ったくない? あはは、痛いなー、どっちかがアップでさ、手紙プリやったわ、あはは」
「も、笑える、あとあれだよ、なんかさ、普通に友達と遊んだのにさ、なんか彼氏へのメッセージポエム的なんを友達同士で書きあうの流行ったくない?」
「あ、あれっけ、ナントカ君へ、ナントカちゃんはあたしの大事な友達だからずっと仲良くしてね〜みたいな、なんか?」
「それそれ、みんなしてたよねー」