嘘泣き遊び


喋り方が友達周りで馴染んでいって、地元のメンバーと会えば違和感がある幼さ。


「よし、じゃ、撮ろ」

「写りはー濃いほうがいー、淡いん薄っいじゃん、なんかセピアみたいんなるし濃い方にしよ、で、明るさはオススメのでー美白の鼻が飛ぶ」

「オッケーオッケー、次カーテンか。カーテンも意味わかんないじゃん? フレーム嫌い、無地がいい無地」

「分かる、もう無地カーテン端から順番にしよ」

「つか背景っていうんじゃん?」

「ウケる! 時代だなぁー、カーテン、カーテンだったから! 本物んカーテンだったし!」

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