暴走族の姫様

そんな事を悶々と考えていると、
いつの間にか校舎に入っていた。

爽「そうだ!弥優は理事長室に行かなきゃいけないよね?」

「うん。何処にあるの?」

洵「じゃあ、俺らが連れていってやるよ!」

「場所教えてくれるだけで良い。」

硫「何で!?一人じゃ危険だよ…」

「兄ちゃん達といる方が危険…No.2とNo.3の暴走族の総長と副総長達といると他の族に拐われる。」

爽「それもそうだな。ここの階段を上がって、右にまっすぐに行くととても目立つドアがある。そこが理事長室だよ☆」

と爽基兄が教えてくれた。

「ありがとうm(_ _)m」

そう言って理事長室に行こうとしたら、

双「何かあったら電話かメールしてね~♪」

と言われたから、頷いて理事長室に向かった。
< 11 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop