アイシテル。
『ありがとうございます。助かりましたぁ』

よし.行こう。あたしは、おじぎをして走った。

あ..あったあった。本当近くじゃん!!
あたしは用を済ませトイレを出た。

「おい.待てよ…」
『!?!?だれっ!?』

…って.さっき助けてくれた人じゃん。

『なんですか?なんか.用です?あたし急いでるんだけど。』

優那たち待たせてるから、早く行かないと。

「お前、空海の総長…だよな?二年前に消えた…空海の総長、神崎翠羅……空華…だろ?」

あたしは.時が止まってしまったように固まった。

なんで….なんでまだあたしのことを知ってる奴がいるの?

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