愛、恋歌
惑星
惑星

帰り道 ふと空を見上げると
黒いキャンバスに 灰色の絵の具が
こぼれて あちらこちらに広がっている

大きな黄色は 懐中電灯をあてなくては
光らないような 薄い黄色で
ちりばめられた光は 街の明るみに
隠れている
曇った心で 閉ざされている

* 筆を使わずに 書けるような絵を
僕らは追い求めているわけではない
甘いSTIRYを追い求めて
冬の空は 輝く 黄色の明かりと
小さな 消えそうに 光り続ける
星がある限り いつまでも

永遠という言葉は 無いと
いつになったらきずくのかなぁ??
いつかは訪れる 世界の終わりに
宇宙は ざわめき始める

月の隣に 輝く星は
他の星たちより 大きいのに
仲間に入ることさえ 出来ず 1人で光り続けている
光ることを やめようとしない 夢は持っている

どこまでも 続いている 光りをたどって
1本線をひいたら 歩んでいけるような気がする
ほろ苦いSTORYを 追い求めて
走っていく 夜空を 風を切って
駆け抜ける 消えてしまいそうでも
消えてしまわぬように 光続ける
                     *
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