愛、恋歌
      道


月曜の朝は うれしくなる
隣の席に あなたが居るから
逢いたくない日も 沢山あって
それでも 大好きだから

4年前 あなたに恋をした
はじめて 隣の席になって
はじめて 優しくしてくれた
それがなによりも うれしくて
甘えてしまったのかもしれない


大きな大きな未来の道をたどって
大きな大きな夢を見た
ずっと 隣にあなたが居て 私が居る
あまりに大きすぎる道だったのかもしれない


彼女が出来たのは 2年前
今もずっと 隣に居るのに遠い人
見えなくなるほど 遠い日もあるけど
どうしようもなく 好きなの

諦めなきゃ いけないのに
それも出来ないほど 好きで
それも出来ないほど そばに居たくて
それが何よりも 苦しくて
夢を見てしまったのかもしれない


大好きな大好きな あなたは私と違って
大好きな大好きな 笑顔をくれた
今は あなたを好きなのかさえ 分からない
きっと あまりに大き過ぎる道だったんだよね?

あまりに 苦しくて 悲しくて
溢れる涙のその先に
好きとは 裏腹の 「嫌い」
という言葉が 生まれた

大好きな大好きな あなたは未来と違って
大きな大きな 笑顔を見せた
これは あなたから貰う 最後のもの
いつまでも この道に刻む笑顔なんだ
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