もう一度。




―――――



チュンチュン鳴く雀にカーテンから漏れる太陽の光。


…って、え~~!?

今何時!?



「7:50」



「何で起こしてくれなかったの!?」


「いやー、寝顔に見とれてなぁ」



「はぁ?最低!!」



あー、もう嫌。
だって8:00までに行かなきゃ遅刻だよ?


ダメお兄様のせいで恥をかかなきゃいけないんだー。
あの教室に遅刻して入れって?
冗談じゃないよ!


蒼もいるのに…。
って意識はしません!




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