Honey Love
あーあ・・・。
裕都に渡す物思い出す前に学校着いちゃったぁ。
どーしよ・・・。
放課後までに思い出せるかなぁ?
『じゃあ、メールよろしく。』
「うん・・・。じゃあね・・・。」
別れ際の裕都素っ気ないなぁ。
なんか落ち込む・・・。
『美優、おっはよっ!!・・・って何で裕都がいるわけ?』
裕都と気まずい空気になって困っていると、ナイスタイミングで亜美が来た。
「あ、亜美。おはよ。裕都の事知ってるんだ。」
『まぁね。同じ中学だったし。』
同じ中学かぁ。
いいなぁ。
『おぉ。亜美か。つぅか、お前メールしろよ。マジでどーしよーかと思った・・・。』
メールする程仲いいんだぁ。
もしかして裕都の好きな人って亜美!?
そーだったんだ・・・ショック・・・。
『あー。そういう事ね。裕都、アンタ頑張ったじゃん。意外とやるねぇ〜。』
『うるせぇよ。ってか美優に余計な事言うなよ。』
話しが読めないんだけど・・・。
余計な事って何?
裕都は顔真っ赤になってるし。
やっぱ亜美の事・・・。